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通信制高校への新入学や転編入を検討するにあたり、「学費が気になる」・「安い通信制高校がいい」とお考えの方は多いかと思います。通信制高校にも、全日制の高校と同じよに「公立」と「私立」の通信制高校があるため、通信制高校の選択を「学費の安さ」のみでする場合には、「公立」の通信制高校が良いかと思います。通信制高校を卒業するために必要な費用は、「単位の取得」に関する費用以外に、入学金やその他の諸経費も発生しますが、分かりやすく「単位の取得」に関する費用で「公立」と「私立」を比較すると、「公立」は1単位あたりの費用が330円程度(都道府県により異なる)に対して「私立」は6,000円～　12,000円（学校によって異なるため平均的な目安としてですが、8,000円程です）です。比較をすると「公立」の方が安いのは確かですが、卒業率の高さや、サポート体制の充実から「私立」の通信制高校を選択する方が非常に多いです。「私立」の通信制高校のは、学習の際に分からないことがあった際に質問をする環境が整っているため、「高校卒業」を第一に考えると良い選択かと思われます。

通信制高校を「私立」で選択をするにあたっても、どのようにすれば学費が抑えられるかとお考えの方も多いかと思います。その際に有効なのが、就学支援金（高等学校等就学支援金）の活用です。受け取れる就学支援金は親権者の所得額によって異なりますが、卒業までに350,000円以上の支援を国から受けられるケースもあります。詳細な金額については、文部科学省のWEBサイト内でも説明がされているので確認をしてみてください。また、同じ「私立」の通信制高校であっても週1日の登校コースを選択した場合と週5日登校コースを選択した場合では、週5日登校コースの方がサポートが充実しているため学費が高くなるのが一般的です。その他、「メイク」や「ネイル」や「声優」や「PCスキル」や「保育」等のオプションコースを選択した場合には、オプションコースの費用が別途で発生します。学費的には多くかかってしまいますが、「将来の目標」や「やりたい仕事」が明確になっている場合には、そのようなオプションコースを選択をすることで高校生のうちに目標に向かって前進ができるかと思います。
www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342600.htm(文部科学省-高等学校等就学支援金制度に関するQ＆A)